APPETIZER JAPANさんのUSTREAM放送に立ち会ってきました
先日Appetizer Japan Ustreamチャンネルにて「電子書籍の今とミライ」が放送されました。アーカイブはこちらから。
今回の趣旨はMac Fan 3月号(3/29発売)電子書籍特集と連動し、執筆に参加した3名が議論するというものでした。出版業界、日米共に騒いでいるわけですが、スマートフォーンの情報発信を主とするAPPETIZER JAPANさんが今回のUSTの企画を主催、収録はコンパクトに行われました。
議論された内容でいくつか、キーポイントと思ったことををメモしておきます。
・日本の電子書籍マーケット430億円程度(そのうち86%が携帯でのマンガ)、書籍市場全体2兆円の数パーセント。iPadなどで盛り上がってるアメリカの電子市場は100億円程度。実は日本は世界一の電子書籍マーケット。
・ベースがXHTMLのKINDLEやSONY READERは基本的に「書籍」がメイン。雑誌はどうなる?iPadに期待。
・出版社ではなく、編集プロダクションや個人が「レーベル」のように活躍できるでのはと思っている。
・雑誌の「エディトリアルデザイナー」の方々には既存の雑誌とは異なるスキルを求められるようになるのではないか。例:indesignを使える人はFLASHも使えるように。編集はもちろん、マーケティング、ソーシャルなどにセンスを持つスーパー編集者が必要!
iPadは確かに優秀な端末なのだろうと思うのですが、それがないと見れない、買えない。となると、普及台数がポイント。Kindleがアメリカで無料配布されるんじゃないかって話も(噂にしかすぎないとおもいますが)結局ハードがなければソフト買えない。そしてソフトがなければハードも売れない。少しでも日本のコンテンツ産業が元気になれば、普及スピードが早まることを期待したいですね。
私はひたすら食べレコなどを主とした電子出版へのコンテンツ誘導がんばります。w
しかし、WEBカメラとマイクがあれば、こんなにも快適なUST放送ができるのですね。勉強になりました。
APPETIZER JAPAN応援してます!